太陽光発電





太陽光発電に関わる情報を集めた。

[-] 1. 概要

なぜ太陽光(に限らずその他エネルギー)に投資するか…

目先儲かりそうだから?

技術的に面白そうだから?

色々な意見があると思うけど、僕が一番納得行ったのは、

国内に4兆円/年を還流させるため

だ。

今、4兆円/年で化石燃料(ガス・石油)を海外から買い、発電しているとのこと。

この4兆円を国内に還流できれば、一人あたり毎年3万円強潤うことになる。

微々たる額だろうか?

いや、無視できない数字だと思う。全国民でなくとも、 もし 100人に1人が出資すれば、 その人は300万円享受できることになり、 その人の消費で国内にお金が回っていく…後は、 乗数効果が示す形で、日本の GDP 底上げに貢献していく…。

(なお、上記はラフな試算であり、もちろん、「全火力発電を太陽光で置き換えできる」 などとは言っていない。)

太陽光発電は、この国内還流に貢献する。 もちろん、今はまだ高い売電価格が色々な問題を持っているけど、 これもドイツの先例が示すように、 先行きは明るい(投資する側にとってはうれしくないけれど)…詳しくは後述する。

[-] 2. 定点観測

[-] 2.1. 日本における再生可能エネルギー

YYYY  太陽光等  LNG   石炭  石油  原子力  水力
----  --------  ---   ----  ----  ------  ----
2012      1.4   39.5  25.0  14.4  10.7    9.0
2014      3.2   46.2  31.0  10.6   0      9.0
2017     15.6
  • 2017
    • 再エネで瞬間最大風速的に 52.4% となった: https://www.denkishimbun.com/sp/28804
      • 太陽光は 41.1%
        • ただし、正午前後の太陽光比率の振れ幅は 2.6〜41.1% と、かなりある。
        • 九州では更に激しく、瞬間最大風速 78.0% にまでなった、とある!
      • 年間を通しての供給は再エネが15.6% にまで上昇。うち太陽光は 5.6%
  • 2014

[-] 2.2. 2018/03 BSフジ 再エネ神話の結末

  • ドイツ経済学者「結局CO2 は減っていない」
  • 石川和男
  • 3つのE
    1. Energy security
    2. Economy
    3. Enviroment

[-] 2.2.1. オーストラリアの例

  1. 南オーストラリア州
    1. 2025年までの目標 50%。現在既に47%
      1. 大問題
        1. 港町 ポートリンカーン
          1. 2016/09/28 州全域の大停電。町は復旧に4日かかった
          2. 嵐で鉄塔が倒れるも風力が発電続けた
            → 過送電で風が停止
            → 隣の州からの送電を試みるも、線が1本のため過送電で遮断
        2. TVの結論
          • 再エネを急激に推進
          • 火力発電を軽視
      2. ポートリンカーンの総被害額 8億円
      3. 「再エネのせいで破綻しかけた」
      4. 州前上院議員 ショーン・エドワース
    2. 2017年2月2回目の停電。政権交代。エネルギー政策を見直しへ
    3. 州都 waterloo の村
      1. 風車反対派 vs 賛成派
      2. 風車の騒音、低周波被害
      3. 電気料金の高騰。
    4. 世界一高い電気料金
      • 2010年の2倍に
        • 魚屋クレイグさんの場合: 10年で3倍
      • 日本の3倍
      • 日本:: 23.8[円/kwh]
        ドイツ:34.6
        南オーストラリア州:46.2
        出典: IEA Energy Prices and Taxes 4th Quarter 2016 より2018年平均
      • 補助金

[-] 2.2.2. ドイツ

  1. とある家庭の電気料金は日本の倍に。
  2. エネルギー貧困 Energiearmut
    1. ノルトライン・ヴェストファーレン州
    2. ドイツには 30万世帯に登り、社会問題化している
    3. 賦課金が上がっている:
      ドイツ:8.84円/kwh -> 標準家庭年額 31,304円
      日本:2.64 円/kwh -> 8,232円
    4. 北部の洋上風力発電と南部の工業地帯を結ぶ大送電線網の計画
  3. 2022年 > 2025年に延期
  4. 風力は既に完成も送電網ができていない。電気はどこへ
    1. ポーランドなど隣国に売電
    2. 電気料金がマイナス
      • 146時間/年発生
    3. 再エネ賦課金
  5. ハンス・ヴェルナー・ジン「ドイツが再エネを導入してもCO2は減っていない」
    1. 石炭火力が増えているのが原因
  6. マイケル・クロフォード 経済評論家
    • 火力や原子力を動かしておく

[-] 2.2.3. 石川氏の結論

石川氏の結論「徐々に」は僕も賛成。

上に書いた個別の議論は再エネの本質とは異なるので、再エネの全否定にはならない。

例えばオーストラリアの大停電は風力のせいではないが、送電の微調整は必要。 ドイツのCO2の例は石炭発電のため再エネと無関係。 賦課金の問題は真っ当なので、日本の発電業者は23.8円/kwh以下でも 発電を続けないといけない。

そこで、僕の結論は、

  • 23.8円/kwh 以下で太陽光を進めること。

となる。

[-] 2.3. 2017/12 NHKドキュメンタリー 脱炭素革命の衝撃

https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586987/index.html

もはや、大規模太陽光は火力発電を超えた(単価が安い)!

[-] 3. 投資

投資としての太陽光発電の情報を調べた。

[-] 3.1. ファンド型

太陽光ファンドを主催している会社の1つ: http://zecj.jp/faq

メモ(未整理):

  • "みんなで育エネ" 経済産業省
  • 借地のリスク
    • 個人と契約している。20年
    • 「開示して欲しい」
    • 借地権。
  • "SPC予測"、ぜひみたい
    • ゼロエネ2号の登記簿謄本には「ソーラを担保に…」 はできてしまう。
      • 経営判断を聞きたい。
    • 例えば50万円の修理費が発生した場合。
      • 「個別に出資者と協議することはしない」
  • 質問事項
    • FAQ には工場や倉庫の屋根に設置すると書いてあるが、 鹿島灘のは地面に設置している。
    • 地盤が緩くないか?土砂崩れなどはないか?
    • kw辺り設置工費はいくらか
      • 用地取得費までの明細が必要
    • 東電の買取価格は幾らか。今後変動し得ないか?
      • 買取価格は変わらないか?
    • 東電の接続拒否はあり得るか?
    • 台風で飛ばされないか?
    • 出資者による発電箇所モニタ方法
    • zecj あるいは合同会社ゼロエネ2号の会計情報は定期的にいただけるか
    • 他が 2〜3% なのに対し、5% は高くないか?
  • 「できれば融資なしでいきたい」
    • できれば出資金だけでいきたい
    • 仮に足りない場合に銀行を借りるかも…

[-] 3.1.1. 2号

茨城県鉾田市烟田914-1

[-] 3.1.2. 投資してみた

ポートフォリオのひとつとして、ここの 2号発電所に投資した。

  • 2017/10 無事4年目を終える。これにて 4勝!(10勝できて元が取れる)。
  • 2015/10 無事2年目を迎える。想定通り、投資額の10%程度が振り込まれた。 これで、2勝!(10勝できて元が取れる)。
  • 2014/10
    • 一年が経過した。幸い、まあまあの発電量で、投資額の10%に あたる売電金が振り込まれた。最初の1年で10%は、まあまあ良いのでは ないだろうか。
    • よくある投資詐欺ではないことは、2013年の夏に現場を訪れて確認してはいたけど、 実際に入金が確認できるまでは安心出来なかったのだ(苦笑)。
    • これで、10%は回収できたわけで、僕の気苦労も後は90%だ(苦笑)。
    • 後は、投資詐欺の一つであるタコ足配当でないことを確認できるまで、 僕の気苦労は続く(^_^;
    • 後の心配は、竜巻と台風だな。 毎年こうやって心配していくのかなぁ( ̄_ ̄)遠い目

[-] 3.2. 分譲型

[-] 3.2.1. ソーラーパーク

  1. http://solarpark.jp/
  2. 想定利回り 13% ってホント?
  3. 一応顔写真や現場の写真もあるが、更地の上に直接打ち込んでいる。 大雨や土砂崩れに対して大丈夫なんだろうか? 盗難対策は?
  4. http://solarpark.jp/contents/archives/o30/%E8%8B%A5%E6%9D%BE%E7%99%BA%E9%9B%BB%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%B7%A5%E5%8C%BA に費用内訳 (1) + (2) + (3) = 1740万円とあるけど、 (1), (2), (3)って何を指してる?

[-] 3.3. 太陽光発電はバブルか?

バブルか否かの判定は重要だ。 投資として成功するか否かの判定と同じだからだ。

[-] 3.3.1. 黄色信号レベル

  1. リターンが4%以下。
    • 不動産やJ-REIT で 4% 程度のリターンが得られる現在(2014年3月時点)、 それ以下のリターンしかないのであれば、太陽光発電にあまりメリットはない。
    • もちろん、リスクは不動産/J-REIT よりは低いと今の所考えられるので、 投資する意味が全くないとも言えない。
    • リターン4%は黄色信号、ぐらいに捉えておけばよいか。
  2. 投資案件の本が出版される
    • 今の所、まだこういった類の本は市場に出回っていない(2014年3月時点)ので、 まだバブルではないけれど、逆に、本が出回り始めると、 もう黄色信号と言えると思う。

[-] 3.3.2. 赤信号レベル

  1. リターンが2%以下。
    • 債権の安定性と比較して、太陽光はまだリスクがあるのだから、 プレミアムとしてある程度は上積みしておかないといけない。 今の所、2% 以下であればもう手を出してはいけないレベル、 と僕は考えている。
    • 太陽光ファンドの多くが、わずか利回り 1〜2% だけど、 これは明らかに「胴元にボラれている」レベルだ。 なぜなら、太陽光の 36円/kwh は、経産省が 5?〜8?% のリターンを 見込めるように設定した数字だから。 確かにお手盛りの買取価格だけど、その背景にはドイツの先例があり、 ドイツはその後賢明にも調整してソフトランディングを向かえたのだ。 (決してバブルが破裂したのではない。詳細は「賛成意見」の節を参照。 それが2%というと、残り6%はどこに消えているか…。
  2. タレントがTVで発言し始める。
    • TVでタレントが発言し始めると、もう終盤だ。 ステマとしてのタレントの発言はもう使い古された悪手とみなければ いけないだろう。
    • 本当に儲かるなら、わざわざTVで広める必要もない。 自分の所でやればいいからだ(例外あり。詳細は略)。
  3. パーティの話題にのぼる。
    • ピーター・リンチの法則だ。 これもまた、終盤ピークに見られる現象だ。 なぜか、の詳細は略す。
    • 日本にあてはめるなら、居酒屋談義にのぼるケースだろうか。
  4. 磨きが太陽光発電投資を話し始める。
    • これもアメリカの有名な格言。 ここまで来ると、もう即刻止めるべきだ。
    • 日本にあてはめるなら、街の兄ちゃん・姉ちゃんが熱狂する レベルだろうか。

[-] 3.3.3. この先バブルになるか

2014年度(2014年4月)から、買取価格が 32円/kwh になった。

このため、かなり熱気は冷えることになるだろう、 との見方が仲間の中では優勢だ。

こうなると、施工単価が安いメガソーラに有利となり、 個人の発電所は不利にならざるを得ない。

しかし、逆に歓迎すべき点もある:

  1. 悪質施工業者が淘汰される。
    • 既に質の悪い施工業者の例を何件か聞いている。当然、これら業者には 僕ら仲間からは発注はもうしない。
    • 市場の沈静化と相まって、撤退する業者も出てこよう。 誠実な業者はこのシングルパンチで済むけど、悪質業者はダブルパンチを 受けることになる。
    • もちろん、最後の悪あがきや詐欺に走る懸念は残る。 僕らもまた理論武装する必要はある。
  2. ドイツの 15円/kwh に向けて。
    • 施工費 36万円/kw で、家庭用グリッドパリティ 24円/kwh が達成される (http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20121222/241428/?P=2&mds 勿論、僕がこれから施工する発電所も、ぎりぎりこの枠に収める予定)。 施工費と買取価格は別物だけど、関連は勿論ある。 施工費が抑えられれば、買取価格が下がってもリターンは得られる理屈だ。
    • 利益率が低くなっても、仮にペイするのであれば、 それは日本のエネルギー自立に向けての大きな前進なのだ。
    • 家庭用電力価格 24円/kwh については、既にリターンを得つつも達成できる レベルにまで来た、ということだ。
    • 工業用の電力はこれより遥かに安く、14円/kwh だ。 ここまで下げることが出来れば、原子力とも十分競合できることになるだろう。 そして、それは物語ではない。ドイツでは 15円/kwh を実現した先例がある。
    • もちろん、天候に左右される点で、太陽光はあくまで補助電力にならざるを得ない。 しかし、これは、全電力の 50% までは太陽光でまかなえることをも意味している。 なので:
      • 「補助なのだからダメだ」という全否定(0%)も、 太陽光で原子力を含め全てを置き換えるという夢想(100%)も、 共に間違っている。しかし、50% が正解だと僕は考えている。
      • そして、それにはまだ今から50倍近い普及が必要、ということだ(2013年時点)。
      • 太陽光発電の施工業者様へ、 まだあと50倍の市場が眠っている、ということです。有望ですね(^_^)/

[-] 4. 賛成意見・反対意見

[-] 4.1. 賛成意見

[-] 4.1.1. なぜ太陽光発電に批判が集中するのか

太陽光発電に批判が集中する。ドイツの失敗などが例に挙げられている。 しかし、事実は少し違うようだ。

詳細は後述のリンクを参照いただくとして、僕なりの結論を先に上げるならば、

  • 日本では、全体の20%まで太陽光発電を増やすべきだ。
    • コストは、競争原理により、大きく減ってきているため、 解決される日が近い。

…というものだ。

ドイツが失敗しているというのはもう数年前の情報であり、 2012年以降も着実に進化しているようだ。

  • ドイツで見直しが起きたのは、2012年上期の段階で全発電量のうち再エネ比率が 24%(太陽光で言えば5.1%)にまであがり、 太陽光の優遇の問題が顕在化したからだ。 また、ドイツは、この問題を既に想定しており、修正してきている。 その結果、この時点でドイツの太陽光発電のコストは グリッドパリティを達成した。これは画期だと思う: 日本では、2012年でまだ 1.6%(太陽光は 0.4%) なのだから (http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1307/01/news021.html)、 あと10倍太陽光を増やした上でドイツの先例を参考にすべき、と言える。 もちろん、「10倍増やして失敗したらどうするのだ!」と揚げ足とられないよう、 10倍増やしていく中で適宜舵取りは必要、と付け加えておきたい。 そして、その道はすでに示されている:

[-] 4.1.2. 「高い買取価格は、太陽光を設置できる富裕層が設置できない下層から巻き上げているだけ」への反論

太陽光の買取価格(2011〜12年度で42円、2013年度で38円) はたしかに高い(家庭用で通常24円/kw)。 これを持って、 「高い買取価格は、太陽光を設置できる富裕層が設置できない下層から巻き上げているだけ」 という発言をよく見る。

しかし、これはあまりに一面だけを強調しすぎており、また、 社会対立を煽っている。

問題は、石油・原子力依存からの脱却であり、 自立したエネルギー源の確保だ。

この点を無視して「太陽光は貧者にツケを押し付ける」と言うのは、 「原子力推進」を擁護していることに気づいて欲しい。 原子力は、一件コストが低く見えた。しかし、 事故が起こって、そのコストがべらぼうに高いことに気付かされたのだ、 我々は。「目先の価格が安い・高い」だけで反対してはいけないのだ。

また、下の文献に詳しいが、太陽光発電も、急激にコストが下がってきている。

また、太陽光を設置することは、ひとつの投資であり、リスクも自分で追うのだ。 「屋根も初期投資資金も無い」と、出来ない理由だけをあげるのではなく、 何を持って将来の発展につなげられるか、 を考えるべきではないかな、と思うのだけど、どうだろうか。 可能性を探ってこそ人間ではないだろうか。 太陽光に関してはファンドもある。これに投資する、という手もあるのだ。

[-] 4.1.2.1. 文献

[-] 4.2. 反対意見

  1. 「来年は,太陽光発電,風力発電投資関連の倒産が続出するかも知れない―ありもしない儲け話に騙された人々」
    • http://blog.goo.ne.jp/daijishoji/e/972096dfbd9091e11a372291d7f67cd2
    • 僕の考え:
      • 太陽光の欠点とシェールガスの利点を比較するのはフェアでは無いなぁ、と。 両者の欠点利点共に評価してバランスを取るのが大事だと思うのだけど。
      • パネルメーカの破綻とパネルを使った発電は次元(層)が違うかなぁ、と。
      • ドイツの例については上の賛成意見が参考になるかと。
      • 太陽光が基幹エネルギーになり得ないのはそうですが、 補完エネルギーとしてみれば、まだまだ成長の余地は高いのです。 この点についても触れられていない。
      • もっと「可能性」に向けた意見が聞きたいな、と思う今日この頃でした。
    • (2014/04/11)お返事いただけないようだ。 更には、同じ議論をまた繰り返されているようだ。 残念だけど、この方の反対意見は、少なくとも僕には参考にならなかった…。
  2. 色々とレベルの低い批判: http://kimasit.doorblog.jp/archives/25269955.html

[-] 5. 詐欺・公約違反など、信頼を損ねる事件

[-] 5.1. 詐欺

太陽光ファンドが詐欺か詐欺でないか。 詐欺でなくとも、破綻しないか。

注意が必要だろう。

[-] 5.1.1. 「グリーン電力証書」を利用したエコ詐欺。甘言を弄し、太陽光発電など再生可能エネルギーで小遣い稼ぎという心理につけ込む

[-] 5.2. 公約破棄

神奈川県知事の黒岩祐治氏。 太陽光をアピールしておきながら、当選翌日に公約破棄。なんなの…?

[-] 6. 背景

[-] 6.1. 日本の電力システム改革

[-] 6.1.1. 2013/04/02 発送電分離決定?

工程表

2016年:小売参入の自由化
2018年〜20年:発送電分離。料金規制を撤廃

推進部隊は茂木敏充経済産業相

これが本当であるなら、素晴らしい、と思う。要注目だ。

[-] 6.1.2. 2013/03 石川和男: 政府の「電力システム改革」に異議あり!

2013/03末 政府は発送電分離を含めた「電力システム改革」 を進めるとのニュースが流れた:

僕は、発送電分離こそが正解だと思っているので、この方向を歓迎したい。

ところが、異議を唱えている人がいた。 石川和男氏の「政府の『電力システム改革』に異議あり!」だ:

ただ、僕にはよく理解出来なかった。

  1. 「新規参入者がいないのに、電気料金規制撤廃も含めた全面自由化をしたらどうなるか」
    • → 順序が逆では?自由化することで新規参入者を増やす、のでは?
  2. 欧米諸国の動向…90年代後半に電力自由化が開始された時期に 一時的に電気料金が下がったが、 値上げも自由になったため03年以降の化石燃料費の高騰局面ではその上昇分や環境コストが転嫁され、 料金は1.4~1.9倍になった。
    • → これは説得力がある。過去の事実だから。
  3. 法的分離とは、要するに電力会社を小さく分割することに等しい。 …分割後の各発電会社や送配電会社の資金調達力を著しく低下させ、 電気供給システム全体の継続を危うくする。
    • 氏はまた、欧米で自由化後停電の頻度が上がった事実を指摘する。
    • → (自由化 → 資本調達力低下 → 競争の激化 → サービスレベルの低下) という論法なのだろう。しかし、競争に晒されなかった結果、 電力会社の社員がぬくぬくと生きてきた一方で他の民間企業との格差問題については触れてない。 この特権状態の解消と発送電分離は矛盾しない。 特権状態をなくし安定供給の条件を付加した上で発送電分離すればいいだけではないだろうか? それが簡単ではないというのであればそこを議論して欲しい。
  4. ドイツでは、かつての8大電力会社が4社に集約された。
    • → 2013/03/30 TVで、ドイツには電力会社が 1000社あると言っていた。 これと矛盾しないだろうか?

…ということで、?だらけの氏の論文だった。

[-] 6.2. 42円に決めたのは誰?

大盤振る舞いの 42円/kwh を決めたのは誰だろう?

僕は勝手に「菅さん(当時の首相)が逆ギレして決めた」 TVの印象だけで決めていたけれど、そうではなかった。

ここに答えがあった:

植田和弘京大教授達だった。起爆剤としての42円とのことだ。

氏は、ドイツの事例も正しく理解されている。要注目だ。

[-] 6.3. 「原子力発電 == 鬼子」論

僕は、原子力発電は日本が生んだ鬼子だと思っている。

しかし、鬼子だからこそ、親(=日本)の都合で簡単に捨ててはいけないとも思っている。

また、だからと言って、鬼子をこのまま暴れ放題にさせていいとも思っていない。

以下、続く。

[-] 6.4. NHK BS1 「カーター大統領の“ソーラーパネル”を追って」

NHK BS1

  • 2013年03月11日(月) 24:00~24:49
  • 2013年03月18日(月) 18:00~18:50

http://nationalgeographic.jp/nng/magazine/0909/feature01/_02.shtml に詳しい。結局、原油値下がりで太陽光発電の意義が薄れたのだ。

[-] 7. 技術面

[-] 7.1. PID現象

太陽光パネルの劣化に PID 現象というのがある:

果たして、どれだけの影響か、watch しておこうと思う。

(ところで、このページはバブルと不安感を煽っているが、 これについては気にしない。理由は、上記「賛成意見」の節を参照。)

他方、20年経っても 70〜80%の発電性能を維持しているものが相当数ある、 というのが実際のようだ:

ただ不安視するのではなく、適切にメンテナンスしていけばいい、 ということかな。

[-] 7.2. 架台強度

地表面粗度というのがあるらしい。I〜IV で、平坦な場所ほど係数は高くなる。 I〜IIで使用されるメガソーラに求められる材料をIIIで評価すると言う事は、 材料強度が3倍のもので試算されていることになるそうだ:

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/FEATURE/20140120/328520/?ST=pv&P=1

[-] 8. チェックポイント

後々のために、作業項目のリストをこの節にまとめる。

[-] 8.1. 現地調査

  • 準備
    • カメラ
    • 長尺
      • 道幅
        • せまい道路の場合、機材を10tトラックが運べるか否かで 経費も変わってくる。
    • メモ帳
    • 現地の地図
      • スマホの地図が役に立った
      • 紙版も必要。現場で書き込むには紙が便利。 僕は忘れていたので、ざっと手で地形を描いた上で必要な情報を書きこんでいった
  • 土地
    • 調査
      • 災害耐性
        • 地震・津波
        • 火事
        • 竜巻
          • 最近、北関東で多いと感じるなぁ…
        • 塩害(海に近い場合)
        • 台風
          • 強風で架台が壊れパネルが飛んでいき人に当たると大変だ…。
        • 洪水
        • 積雪
          • 高度を上げる、傾斜を付ける、とかで対応できるか?
      • 周辺環境
        • 例えば隣のビルや林の影が入り込むと、とたんに発電効率は下がる。
          • 電柱程度だと大丈夫そうだけど。
        • だだっ広く誰もいないような場所だと却って盗難の心配がある。
        • 急斜面がそばにあると、がけ崩れとかないか、要チェックだ。
        • 川沿いとかだと洪水が大丈夫か要チェックかと。
      • 地目
        • 農地は面倒
      • 法(のり)面
        • 自分の土地とは言っても、法面が脆弱だと、大雨でそこから崩れてしまうと パネルの架台自体が壊れかねない。
      • 10tトラックが進入できるか(looop社に施工をお願いする場合)
      • 電柱
        • 系統連系費概算。数万円から100万単位まで様々な連系費。 その概算式を以下にまとめてみた:
          バンク逆潮流対策の工事費負担金:3,675円/kw x 発電所kw数
          接続工事費用:20〜60万
          配電線張替え:10万〜
          SVR(柱上変圧器の1つ):80万(49kw設備)
          柱上開閉器設置(分譲などで発生):100万円(九電のケース)
        • 位置と番号。系統連系に必要になってくる
        • 参考サイト:
      • 整地必要か否か
      • 法面が崩れやすいか否か
        • Yさんに教えてもらった北関東の分譲物件、ヤバい

[-] 8.2. 提案書

[-] 8.3. 契約

  • 支払い形態
    • 必ず分割支払いとすること。送金後トンズラされては元も子もない。
    • 契約時50%・施工終了時50%多いようだけど、3分割もあるとのこと。
    • 停止条件付きで

[-] 8.4. 造成

  • 竹林を刈った後は、薬で枯らせるだけにする。 レベル(水準)を取る、等はコンクリート架台では必要だが、 スクリュー杭では不要なのがスクリュー杭の良い所。

[-] 8.5. 融資

  • 日本政策金融公庫
    • ムラ仲間や会計士のお話を聞く限りでは、ここが良いとのこと。
  • 施工業者の取引銀行
    • 施工主のお金が施工業者に渡るので、 施工業者の取引銀行としては融資しやすくなる、という理屈。
  • 親・親戚(^^;

[-] 8.6. 施工

  • 基礎
  • 架台
    • 材質
      • 単管
      • アルミ
        • 腐食を考えるとアルミが良い、とは施工業者の意見。
      • スクリュー杭(スパイラル杭/グランドスクリュー)が強度と費用の兼ね合いから見て、 良さそう。
      • 積雪・大雨時の泥はね・雑草の射影・草刈機を入れることから、 地面から50cmほどは最低欲しいところ。
  • パネル
  • 配線
    • パネル間の接続で余るケーブルを直接架台に巻きつけない。
      • 架台のエッジがケーブルに当たり、ストレスとなる。20年間のうちには ケーブルを損傷 → 銅線部分を露出 → 錆 → 出力低下・最悪では断線 となるとも限らない。
    • 地べた露出配線でないこと http://www.mt8.ne.jp/~sun/news/20140402.html
  • 施工業者

[-] 8.7. 現場への道筋

  • 高速使う場合
    • IC降りて突き当りの三叉路を左
    • 最初の信号は直進。

[-] 8.8. 現場に持っていく持ち物(2014/冬版)

  • 雑草刈り一式
    • くまで
    • ゴミ袋
    • ガレキ・ガラス片を片付けるための硬い箱かバケツ
  • 排水口周辺
    • シャベル
    • 泥の移動、ちりとりでは小さすぎorz 一輪車くらいいるかも?

[-] 8.9. 保守

[-] 9. 用語

知らなかった単語をφ(..)メモメモ

[-] 10. リンク

参考になるサイトをここにまとめる:

[-] 11. 未整理

[-] 11.1. 施工費目安

[-] 11.2. 除草剤の問題

  • http://www.mt8.ne.jp/~sun/news/20130315.html より:
    ※ 太陽電池が敷地内に有るところでの除草剤等の薬品使用は太陽電池の寿命を
    縮めることがあり、最悪の場合は太陽電池の発電能力を奪う事にも繋がります。
    太陽電池の裏側にはバックシートがありますが、これらが薬品等で急速に劣化す
    る事が判明しております。ですから、太陽光発電所内では除草剤の使用を控えた
    方が、より長い期間安全運転に繋がる事をお知らせ致します。特に、アンモニア
    等には腐食作用が大きいので注意が必要です。

[-] 11.3. 固定価格買取り制度の行く先






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